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中国地方 春の嵐のあと 今週末は寒の戻り 寒暖差に注意を ヒノキ花粉の飛散は?

2023年04月07日11:55

日本気象協会 中国支店高田 尚美

中国地方は、今日7日(金)午後は天気が回復に向かうものの、北から冷たい空気が流れ込むでしょう。8日(土)は一時的な寒の戻りとなる見込みです。寒暖差にご注意ください。また、来週は徐々にヒノキ花粉の飛ぶ量が少なくなるでしょう。

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7日(金)午後 天気は回復も 風はヒンヤリ

7日(金)午後は、寒冷前線が中国地方から離れるため、天気は回復に向かう見込みです。西から晴れるでしょう。
ただ、次第に冷たい空気が流れ込むため、風が冷たく感じられるでしょう。

中国地方の向こう一週間の天気  8日(土)は寒の戻り

●8日(土)は大陸から進んでくる高気圧に覆われて、山陽は晴れる見込みです。山陰は、北から流れ込む冷たい空気の影響で時折雲が広がり、雨の降る所があるでしょう。
冷たい空気の影響で、日中はあまり気温が上がらず、最高気温は高い所で15度前後の見込みです。
北寄りの風がやや強く吹き、一段と寒く感じられるでしょう。

●9日(日)~11日(火)の日中いっぱいは、高気圧に覆われて大体晴れる見込みです。
9日(日)は空気が冷たく感じられますが、10日(月)と11日(火)の最高気温は20度以上となる所が多く、過ごしやすい陽気でしょう。

●11日(火)夜から12日(水)の朝は、気圧の谷の影響で、一時的に天気の崩れがあり、雨が降る見込みです。

●12日(水)の昼前から13日(木)は大体晴れるでしょう。

●14日(金)は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすくなり、夜は雨が降る見込みです。

来週 ヒノキ花粉の飛散は最盛期を過ぎる

ヒノキ花粉の飛散は、桜の満開とともに最盛期を迎えますが、来週になるとヒノキ花粉の飛散のピークが過ぎ、徐々に飛ぶ量は減る見込みです。
ただ、5月の初め頃にかけては少ないながらもヒノキ花粉が飛ぶでしょう。

花粉症の方はメガネやマスクなどを付け、花粉を体に取り込まないよう、対策をしてください。

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日本気象協会 中国支店気象予報士

高田 尚美

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