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関東の週間予報 金曜の通勤時間帯は荒れた天気の所も 土曜と日曜は真冬の寒さ

2021年12月15日16:28

日本気象協会 本社岡本 朋子

あす16日(木)は、関東の天気はゆっくりと下り坂です。日中は大体晴れますが、夜になると雨のぱらつく所があるでしょう。あさって17日(金)は朝にかけて雨で、沿岸部を中心に風が強まり、荒れた天気になりそうです。その後は寒気が流れ込み、18日(土)と19日(日)の日中は真冬のような寒さになるでしょう。

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あす16日(木) 天気はゆっくりと下り坂

きょう15日(水)は、東京と横浜で「初霜」が観測されるなど、朝は冷え込みが強まりました。
さいたまでは、マイナス0.5℃まで下がり、今シーズ初めての冬日(最低気温が0℃未満)になりました。
日中は日差しがたっぷり届いて、最高気温は15℃前後まで上がり、寒さが和らぎました。

あす16日(木)の朝も、けさと同じくらいの冷え込みになる所がありそうです。
内陸部では0℃くらいまで下がる所もあるでしょう。
日中は大体晴れて、南よりの風も吹いて、気温が上がりそうです。
最高気温は、きょうよりさらに高くなって、15℃を超える所もあるでしょう。
朝と昼間の気温の差が大きくなりますので、服装でうまく調節なさってください。

また、天気は下り坂で、夜になると南部で雨の降る所がありそうです。
お帰りが遅くなる方は、雨具があると安心です。

あさって17日(金) 通勤、通学の時間帯 荒れた天気になる所も

あさって17日(金)は、関東の南を前線を伴った低気圧が通過する見込みです。

朝を中心に雨で、沿岸部では南よりの風が強まって、横なぐりの雨になる所もあるでしょう。
通勤、通学の際は、時間に余裕を持ってお出かけください。
また、タオルや着替えなどを用意しておくと良さそうです。

午後は天気が回復してきますが、次第に北よりの風に変わって、冷たい空気にガラッと入れ替わりそうです。
気温の変化にもご注意ください。

18日(土) 真冬のような寒さ

18日(土)は本州付近は冬型の気圧配置になって、今シーズン一番強い寒気が流れ込んでくるでしょう。

晴れても、気温はあまり上がりません。
最高気温は10℃まで届かず、真冬のような寒さです。
北よりの風も強めに吹いて、よりいっそう寒く感じられるでしょう。
外に行かれる方は、マフラーやストールなどで、首元をしっかりと温めてください。

なお、新潟県や長野県では雪が積もり、大雪になる所があるでしょう。
車で峠越えをされる方は、冬タイヤの準備をなさってください。

19日(日) 朝は氷が張るほどの冷え込み

19日(日)は風もおさまって、放射冷却が強まるでしょう。
朝の最低気温は東京都心でも0℃まで下がる予想で、氷が張るほどの冷え込みになりそうです。

日中は穏やかに晴れますが、寒気が残るため、真冬並みの寒さが続くでしょう。
年末の大掃除をされる方も大勢いらっしゃるかと思いますが、体を冷やさないよう、お気をつけください。

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