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関東週間 夏日から一転して空気ヒンヤリ 週末は寒暖差が大きい 服装選びに注意

2023年10月17日16:17

日本気象協会 本社岡本 朋子

関東ではこの先も晴天が続き、あさって19日(木)と20日(金)は最高気温が25℃以上の夏日になる所が多いでしょう。21日(土)は寒気が流れ込むため、冷たい空気にガラッと入れ替わりそうです。22日(日)の朝は、暖房が必要なくらいになるでしょう。

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あす18日 晴れて過ごしやすい陽気 朝晩と昼間の気温差に注意

きょう17日(火)は朝から青空が広がり、東京都心では2日連続で最高気温25℃以上の夏日になりました。10月後半(16日~31日)に、東京都心で2日連続で夏日になるのは、2006年以来、17年ぶりのことです。

あす18日(水)は本州付近は帯状の高気圧に覆わて、日差しがたっぷり届くでしょう。最高気温は23℃前後の所が多く、きょうより少し低く、日中は過ごしやすい陽気になりそうです。
最低気温は南部では15℃くらいまで下がり、朝は上着が必要です。北部では平野部でも10℃を下回る所もありそうです。お出かけには、脱ぎ着のしやすい格好の方が良さそうです。

19日(木)と20日(金)は夏日 一転して21日(土)と22日(日)はヒンヤリ

あさって19日(木)と20日(金)も関東では高気圧に覆われて、日差しがたっぷり届くでしょう。
最高気温が25℃以上の夏日になる所が多く、カラッとした暑さになりそうです。10月も後半ですが、半袖がまた活躍するでしょう。

ただ、20日(金)の夜は関東付近を前線が通過する見込みです。前線が通過した後は、冷たい空気に入れ替わるでしょう。21日(土)と22日(日)は晴れても、20℃に届くか届かないくらいで、北よりの風が体感温度を下げそうです。
特に、22日(日)の朝は東京都心でも10℃近くまで下がり、北部では5℃近くまで下がる所もあるでしょう。服装選びにご注意ください。

気温と服装の目安

週末は寒暖差が大きくなるでしょう。
19日(木)と20日(金)は昼間は半袖でも過ごせるくらいですが、21日(土)と22日(日)は日中でも羽織る物が必要です。朝晩はトレンチコートなどの厚手の物も必要になってくるでしょう。

人により暑さや寒さの感じ方が異なりますが、気温と服装の目安を参考にして、調節しやすい服装を心がけてください。

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