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春実感ウィーク 近畿地方

2018年03月13日18:47

日本気象協会 関西支社萬木 敏一

和歌山県南部の那智勝浦町では、柔らかな春の空気に誘われるようにコブシや山ツツジ、山桜などの花が咲き始めています。今週は日ごとに気温が上がるため、近畿地方は全般に植物の開花が進みそうです。

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日増しに気温上昇中

今日は南から暖かな空気が流れ込み、近畿地方の昼間の最高気温は、ほとんどの所で4月並みとなりました。豊岡では、朝の最低気温が0.7度と冷え込みましたが、昼間の気温は23.4度まで上がり、朝と昼との気温の差が20度以上になりました。

15日にかけて一か月以上先の陽気に

近畿地方では、この先しばらくは寒の戻りもなく、気温が平年より高い日が多くなる見込みです。とはいっても朝の最低気温は10度を下回る日が多く、暖房器具が欲しいくらいでしょう。昼間は薄着で過ごせるくらいの日が多く、朝と昼との気温の差が大きいため、服装の調整が必要です。

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