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中国地方 木曜日までの晴天を活用しましょう

2020年04月14日15:22

日本気象協会 関西支社筒井幸雄

あす(15日)からあさって(16日)にかけては、全般におおむね晴れる見込みです。洗濯や室内の換気には、うってつけの天気になるでしょう。金曜日からは雲が広がりやすく、雨の降る日が多くなるため、貴重な晴れの天気になりそうです。ヒノキ科の花粉は飛散のピークを過ぎましたが、洗濯物を取り込む際にはよく花粉を落とすようにしましょう。

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晴れた日は気温の変化に注意

15日(水)と16日(木)は高気圧に覆われて、日差しに恵まれるでしょう。朝は地上の熱が奪われる放射冷却現象が強まり、内陸部では遅霜の降りるくらいの冷え込みになる見込みです。一方、日中は日差しの後押しを受けて、気温が急ピッチで上がるでしょう。グラフは、広島市中区(沿岸部)での気温差の予想ですので、内陸部ではさらに気温の差が大きくなりそうです。体調の管理には十分にご注意ください。

雨の後には

中国地方では、初夏を代表するツツジやハナミズキが街を彩るようになり始め、イチョウやクスノキなどの新芽が目立ってきました。私たちの周りでは、日に日に春から初夏への衣替えが行われています。17日(金)からは天気がぐずつき、この雨の後には季節が一歩前に進みそうです。

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筒井幸雄

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