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4日朝 雪の範囲 狭まってきました

2019年01月04日06:19

日本気象協会 本社戸田 よしか

続いていた冬型の気圧配置が緩んできました。今朝は、きのうの朝に比べて、雪雲の流れ込みが弱まっています。

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冬型の気圧配置が緩み、寒気も離れつつあります。日本海のスジ状の雪雲が、まばらになってきました。今朝、東北の日本海側から北陸では雪の所もありますが、その範囲は狭まり、降り方も弱まってきています。
きょうの日中は雪が止んで、雲の間から日の差すこともありそうです。

屋根からの落雪 除雪作業中の事故 引き続き注意

ただ、昨年末から三が日にかけて広い範囲で雪が続き、北陸や関東甲信の山沿いを中心に雪が一気に増えました。積雪が、例年のこの時期の2倍以上になっている所もあります。
きょうの日中は、きのうよりも気温の上がる所が多く、屋根に積もった雪がゆるみ、落ちやすくなりそうです。足元に加え、頭上にもご注意ください。また、除雪作業の際は、ケガや事故のないようくれぐれも慎重になさってください。
山では、引き続きナダレに十分な注意が必要です。

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