オホーツク海や日本の東で低気圧が発達して、北・東日本日本海側を中心に強い冬型の気圧配置となる日が多かった。西日本日本海側は、上旬は高気圧に覆われやすかったが、中旬以降は強い冬型の気圧配置となる日があった。このため、東・西日本日本海側を中心に太平洋側の一部でも交通機関等に影響が出るような大雪となった所があり、高知の月最深積雪は14cmと、1912年の統計開始以降、通年で最も大きくなった。月降水量は北・東日本日本海側でかなり多く、月降雪量は東日本日本海側でかなり多く、月間日照時間は北日本日本海側でかなり少なかった。沖縄・奄美は上旬は前線や低気圧の影響、中旬以降は気圧の谷や寒気の影響を受けやすかった。沖縄・奄美の月降水量はかなり多く、月間日照時間はかなり少なかった。中旬以降、西日本を中心に強い寒気が南下して気温が大きく低下した時期があったため、月平均気温は東・西日本で低かった。