ドット夫人は、亡くなったお父さんの墓前に白いバラを供えました。そのことがきっかけとなって、アメリカでは白いバラが父の日のシンボルとして広まりようになります。その後母の日と同様に、健在の父には赤いバラを。亡くなった父には白いバラを贈るようになったのだそうです。
ところで、日本では父の日に贈る花といえば黄色いバラと考える方が多いのはどうしてでしょうか。
日本ファーザーズ・デイ委員会では、「イエローリボンキャンペーン」というものを行っています。このキャンペーンは、イギリスの「黄色は身を守る色」という考えに由来しており、日本ファーザーズ・デイ委員会は父の日の贈り物に黄色いリボンを添えることを推奨しています。この取り組みの影響で、日本では父の日に黄色いバラを贈ることが主流となったのだそうです。
毎日家族のために頑張っているお父さんがいつまでも元気でいられるように、黄色いリボンを使ってプレゼントをラッピングするといいかもしれませんね。
<参考・参照サイト>
日本ファーザーズ・デイ委員会日本文化いろは事典