茹でそら豆のポイントは、茹ですぎないこと。思いのほか早めに火が通るので、茹で始めて1分半ほど経ったところで一度味見してみるのもおすすめです。ややかためでホクホクした食感が好みなら、短めの茹で時間でざるに上げましょう。柔らかめに仕上げる場合は、プラス1分半から2分ほどを目処に。好みの食感になるように、茹で時間を調整しましょう。
豆に切り込みを入れることで、茹で上がった時に皮をきれいに剥がすことができます。切り込みは、黒いおはぐろの反対側に包丁で浅く入れます。手間はかかりますが、ぜひ試してみてくださいね。水1リットルに対して大さじ1強の塩を入れて、湯は沸騰させないようにすると豆がかたくならずに仕上がります。
新鮮なものが手に入ったら試してみたいのが、焼きそら豆。さやごと真っ黒に焦げるくらい焼くと、なかの豆はホクホクの蒸し焼きに。魚焼きグリルにそら豆を並べ、強火で両面を焼き、焦げめが付いたらできあがり。粗熱がとれたらさやを外し、豆に塩をつけて薄皮ごといただきましょう。
お酒のアテに、サラダや前菜、スープなどの料理に。旬を迎えたそら豆を、ぜひ活用してみてくださいね。
参考文献
吉田企世子『旬の野菜の栄養事典 最新版』エクスナレッジ
参考サイト
野菜ナビGreenSnapハウス食品