「紅葉狩り」という言葉がありますが、なぜ「紅葉」を「狩る」のでしょうか。
「狩り」は、獣や野鳥、小動物を捕まえる意味で使われていましたが、やがて、魚やきのこ、果物を採る意味にも広く使われるようになりました(例:潮干狩り、きのこ狩り)。
紅葉をめでる風習は平安時代、狩猟をしない貴族により始まったとされますが、季節の美しい花や草木を山野にさがし求める様子を、獲物を追う「狩猟」になぞらえて「~狩り」という言い方をするようになりました。紅葉した木の枝を折り、葉を手のひらにのせて観賞したことから「狩り」が使われたとも考えられています。
── 例年、日本一速い紅葉は北海道の大雪山、日本一遅くまで紅葉が楽しめるのは静岡県の熱海市といわれています。今年も大雪山で色づき始めたという知らせがありました。これから各所で紅葉の知らせが入ってきそうですね。
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