では、どういう仕組みで、雲が発生したのか詳しく説明しましょう。
①線香のけむりは、雲ができるために必要な「ちり」になります。
②炭酸キーパーでペットボトルの中に空気をたくさん入れて、中の空気を圧縮します。空気を圧縮するということは、気圧が高くなるということです。気圧が高くなると、空気の温度が高くなります。
③フタをはずすことで、圧縮されていた空気が一気に膨らみ(膨張)、ペットボトル内の気圧が下がり、温度も下がります。
④ペットボトル内の水蒸気が冷やされて水の粒になり、ちり(線香のけむり)の周りに集まって雲として現れた、ということです。
いかがでしたか?これらを参考に、実際の実験結果を写真やイラストなどで記録して、雲のでき方の仕組みと合わせて、上手くまとめてみてくださいね。ぜひ、楽しみながら夏休みの自由研究を乗り切りましょう!
*火を取り扱うため、必ず保護者の方とご一緒に行うようにしてください。
【参考サイト】
NHK for School(雲を作る実験ー中学)サントリー(水育キッズ やってみよう 水の自由研究)ケニスおもしろ科学実験(ペットボトルで雲を作ろう)HITACHI(天気のひみつ 雲ができるまで)たんちょう先生のじっけん教室(雲をつくろう)