夜、パジャマのままでトイレに行くと、寒さでブルブルっとすることがありますね。布団の中の暖かさと、廊下やトイレの寒さとの温度差にも注意が必要です。布団を出る際は、上にカーディガンなどを羽織ったり、スリッパを履くなど足元を暖かくしたりすると良いでしょう。
寒さが厳しくなると、入浴時はもちろんですが、生活のいろいろな場面で生じる温度差が大きくなります。温度差をうまく調節し、「温度のバリアフリー化」を心がけて、ヒートショック対策をなさってください。
日本気象協会では、ヒートショックの知識や対策をより多くの人に知ってもらうため、ヒートショックの啓発プロジェクト「STOP!ヒートショック」をサポートしています。
また、日本気象協会は東京ガスと共同開発した「ヒートショック予報」について、tenki.jpでも提供していますので、ぜひご活用ください。
(出典)
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WHO "WHO Housing and health guidelines" (2018)・
国土交通省「断熱改修等による居住者の健康への影響調査 中間報告(第3回)」・
STOP!ヒートショック「おうちの対策 おすすめポイント」・
消費者庁「冬期に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」