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暑い週はじめ 各地の暑さ これまでとの違いは?

2020年05月10日16:19

日本気象協会 本社青山 亜紀子

あす(11日)、週のスタートは朝から気温がグンと上昇。内陸では最高気温が30度以上の真夏日になる所も。各地の暑さを比べてみました。

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朝から気温が高い

5月に入ってから急に暑くなりましたが、あすとの違いは「朝から気温が高い」ということです。
あす(11日)の最低気温は6月並みの所が多く、この時期としては暖かい朝でしょう。九州から東北は17度前後の所が多く、東京都心は7月上旬並みの予想です。

九州から近畿、関東南部では、けさの最低気温が今年一番高い所が多くなりましたが、東京都心はけさよりも気温が高く、暖かい空気の流れ込みが続きます。

どんな暑さに?

日中は、九州から東北では気温がグンと上がりそうです。内陸ほど気温が高く、関東も最高気温が30度以上の真夏日になる所がありそうです。たっぷりの日差しで、いっそう暑さを感じるでしょう。

乾いた空気に包まれるため、カラッとした暑さの所がほとんどですが、気温が高いため熱中症には注意が必要です。

あまりカラッとしないのが、九州です。最小湿度(一日の中で最も低い湿度)は50%前後の予想で、少しムシムシと感じられるかもしれません。まだ暑さに慣れていない時期です。無理をせず、扇風機で風通しを良くする、冷房を適度に使うなどしてお過ごし下さい。

沖縄の湿度は、80%から90%くらいで経過する見込みです。曇りや雨で、朝からあまり気温が上がりませんが、気温が25度を超える時間も長くなるでしょう。これまで以上に、こまめな水分補給を心がけて、体調を崩さないようにして下さい。

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青山 亜紀子

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