連休後も曇りや雨 16日は広く本降りの雨 季節は一進一退 10月後半も所々真夏日
連休中 活発な雨雲が東北南部に 台風23号が伊豆諸島へ接近

東北は曇りや雨で、南部ほど雨の時間が長くなります。特に、山形県と宮城県は朝晩を中心に雨の降り方が強まるでしょう。雨雲の発達の度合いによっては、警報級の大雨となる可能性もあります。
一方で、台風23号が、日本の南を東よりに進むでしょう。この影響を強く受けるのは、伊豆諸島です。明日12日(日)の午後は次第に荒れた天気となり、夜は雨が激しく降る所もあるでしょう。現時点の予想では、13日(月:スポーツの日)の午前中が風や雨のピークに。台風22号が接近した際と同様に、八丈島など伊豆諸島南部ほど風が強まり、外出が極めて危険なほどの猛烈な風が吹く恐れがあります。先日の大雨で地盤の緩んでいるうえに、断続的に激しい雨が降る見込みで、土砂災害の危険度の高まる所がありそうです。
四国や本州も、12日(日)~13日(月:スポーツの日)にかけて、台風周辺の湿った空気が入って所々で雨が降るでしょう。こちらは、大雨となることはなさそうです。ただ、台風の進路次第では、太平洋沿岸の地域を中心に風の強まる所があるでしょう。
16日頃は本州の広範囲で雨 18日も活発な雨雲近づく
北海道で晴れるほかは、曇りや雨の所がほとんど。特に16日(木)は、本州の広い範囲で雨で、北陸や東北南部を中心に本降りになることがありそうです。
また、18日(土)頃は、前線を伴った低気圧が近づくでしょう。北海道は雨や風が強まる可能性があり、本州から九州にかけても所々で雨や雷雨となりそうです。
気温は上がったり下がったり 10月後半でも所々で真夏日
14日(火)から16日(木)頃は、気温の上昇がいったん落ち着くでしょう。
17日(金)から18日(土)は、北海道付近を進む低気圧に向かうように、南から暖かい空気が流入。フェーン現象の影響が加わって、日本海側を中心に気温が上がり、北陸や西日本の所々で30℃以上の真夏日となるでしょう。
この先も、気温が上がったり下がったりで、体に負担がかかりそう。日々の服装選びは、慎重にすると良さそうです。