2025年10月09日12:44
台風22号は本州から遠ざかりますが、台風23号が11日(土)にかけて沖縄に接近。12日(日)以降は本州の南岸を進む可能性も。台風の進路次第では、奄美や九州から関東では14日(火)にかけて大しけや警報級の大雨となるおそれ。昼間は夏のような暑さの所もありますが、一雨ごとに北日本を中心に冷えてきそうです。
明日10日(金)は、台風22号が東の海上に離れ、高気圧に緩やかに覆われるでしょう。関東などの強い風も収まり、広い範囲で晴れる見込みです。ただ、太平洋側の海上では、うねりを伴った高波にご注意ください。11日(土)は日本海から低気圧が近づくため、北陸や東北は天気が下り坂。12日(日)にかけて雨の範囲が広がるでしょう。
一方、昨日8日(木)に発生した台風23号が、明日10日(金)から11日(土)にかけて沖縄県の大東島や沖縄本島などに接近するでしょう。大東島地方や沖縄本島地方では次第に風が強まり、海上では波が高くなりそうです。11日(土)にかけて、強風やうねりを伴う高波、高潮に十分ご注意ください。局地的には激しい雨が降り、落雷や竜巻などの激しい突風が吹くおそれもあります。
12日(日)から14日(火)は台風の予報円(70%の確率で台風の中心が入る範囲)が大きく、予想には幅があります。台風23号の進路や発達の程度によっては、奄美や九州から関東の太平洋側でも⼤しけや⼤荒れ、警報級の⼤⾬となるおそれがあります。最新の情報を確認してください。
最高気温は、福岡や名古屋で30℃以上の真夏日の日があるなど、沖縄や九州から東海では暑さが続くでしょう。関東や東北は、日ごとの気温差に注意が必要です。
17日(金)以降は、短い周期で天気が変わるでしょう。18日(土)から19日(日)頃にかけて雨が降りやすく、雨脚が強まる所もありそうです。沖縄は晴れ間があっても、急にザッと雨が降るでしょう。新たな台風が発生すると、予報が大きく変わります。秋の行楽シーズン、こまめに天気予報を確認してください。
気温は一雨ごとに下がる傾向で、19日(日)以降は九州から東海でも25℃を下回る所が多くなるでしょう。東京都心は最高気温は20℃くらい、仙台は18℃くらいと、昼間も上着が必要なほどです。札幌は日中でも15℃以下の日が増えてきて、朝晩は霜が降りるほどの冷え込みになる所もあるでしょう。