2025年10月14日10:08
今日14日(火)は日本海側から雨の範囲が広がり、山陰などで雨脚が強まりそう。16日(木)は北陸や東北を中心に雨や風が強まり、東北で警報級の大雨になるおそれ。雨雲レーダーなど、最新の情報を確認してください。
今日14日(火)は、大陸から山陰沖に前線がのびて、前線周辺で雨雲が発達しています。午前9時現在、北陸ではすでに雨雲がかかっていて、このあと前線の南下に伴って、山陰や近畿北部など日本海側から雨の範囲が広がるでしょう。夕方以降は、東海や関東、東北南部も広い範囲で雨が降りそうです。
明日15日(水)の朝までは、中国地方から関東で雨。雷を伴って雨脚が強まる所もあり、局地的には激しい雨が降るでしょう。道路が冠水したり、落雷や突風が吹いたりするおそれもあるため、注意が必要です。日中以降は、次第に雨の範囲が狭くなるでしょう。
16日(木)も九州から東北に雨雲がかかりますが、強く降るエリアが変わります。前線上に発生する低気圧が東北付近を通過する予想で、北陸や東北を中心に雨や風が強まるでしょう。16日(木)0時から17日(金)0時までの24時間降水量は、多い所で100ミリを超える所もあり、まとまった雨になりそうです。
16日(木)は、山形県、宮城県、岩手県で警報級の大雨になる可能性が「中」となっています。最新の情報を確認してください。
最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。