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27日の服装指数 夜は北海道で厚手のコート 東北から九州はジャケットなどで調節を

2025年10月27日06:57

日本気象協会 本社青山 亜紀子

今日27日は上空の寒気や風の影響で、朝・昼・夜と体感が変わりそう。時間帯によって最適な服装も変わる所が多く、うまく調節を。

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午後は気温低下 風冷えに

今日27日は、晴れる太平洋側を中心に気温が上がるでしょう。東京都心の最高気温は22℃と、日差しのもとでは暖かく感じられそうです。九州から東北は、上着なしで過ごせる時間もあるでしょう。

ただ、午後は次第に寒気が流れ込み、気温が下がってきます。気温の変化が大きくなるのは、北海道や本州の日本海側。札幌の正午の気温は14℃くらいですが、午後9時には6℃くらいまで下がるでしょう。最適な服装の目安は、薄手のジャケットから厚手のコートに変わっています。

夜の気温が朝と同じくらいの所でも、冷たい西よりの風が強まる影響で、より寒く感じられます。ストールなどで首元も温められると良いでしょう。

29日・30日 朝晩の冷え込みが強まる

明日28日(火)も北海道の上空には、平地でも雪が降るような強い寒気が流れ込みます。札幌の最高気温は6℃と、昼間も厚手のコートが必要になるでしょう。東北から九州では、朝晩の時間帯は秋物のコートやジャケットで調節すると良さそうです。

29日(水)と30日(木)の朝晩は、さらに冷えるでしょう。九州から関東は、裏地のついたトレンチコートなどが必要なくらいです。東北と北海道では30日(木)の朝は内陸を中心に冷え込みが強まり、札幌の服装の目安はダウンジャケットとなっています。

服装指数は、朝晩や日中の予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。人により暑さや寒さの感じ方が異なりますが、服装選びの参考にしてください。

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