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彼岸入り 初日は西から傘出番

2018年09月19日16:38

日本気象協会 本社藤野 勝成

20日(木)から秋の彼岸に入ります。初日は西から天気が崩れ、お出かけに傘が必要になりそうです。西~東日本では日差しが少なく、厳しい残暑はないでしょう。

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雨あり、厳しい残暑なし

19日(水)のきょうは全国的に日が差しています。広い範囲で秋晴れとなっていますが、この天気は長続きしません。九州の西には前線に伴う雲が広がっていて、九州や中国、四国に近づいています。

20日(木)は、前線に伴う雨雲が西日本から次第にかかるでしょう。朝の天気分布図を見ると西日本では、すでに雨を予想している所があります。この雨のエリアは、日中は、だんだんと東へ広がり、昼頃には近畿くらいまで雨となるでしょう。北陸と東海、関東は夜になると傘の出番になりそうです。東北と北海道は、秋晴れが続くでしょう。朝の気温は全国的にきょうと同じくらいです。日中の気温は九州から東北で、24度~28度くらい。30度を超える所はほとんどなく、厳しい残暑にはならないでしょう。北海道は過ごしやすい陽気が続きそうです。

日本のはるか南に雲の塊

19日午前9時の雲画像です。日本のはるか南に雲の塊が発生しました。今後、まとまって台風の卵(熱帯低気圧)になりそうです。今後の情報に注意して下さい。

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日本気象協会 本社気象予報士/防災士/熱中症予防指導員

藤野 勝成

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