2025年10月17日16:53
明日18日(土)は日本海側から雨雲がかかり始め、北陸や九州北部では雷を伴って激しく降る所も。関東は晴れ間が出るが、天気は下り坂。週末も気温はこの時期としては高い所が多く、九州など西日本では30℃以上の真夏日の所がありそう。
明日18日は、前線を伴った低気圧が北海道付近と日本海をそれぞれ進む見通しです。この前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になりそうです。
朝には雨雲は北海道の日本海側からかかり始めるでしょう。昼頃からは東北の日本海側から九州北部でも次第に雨が降り出し、夜は太平洋側にも雨のエリアが広がりそうです。
特に、北陸では夜は発達した雨雲がかかりやすく、局地的に激しい雨や雷雨となることもあるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒してください。
18日に予想される1時間降水量は多い所で、
新潟県 40ミリ
富山県 40ミリ
石川県 30ミリ
福井県 30ミリ
18日18時から19日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
新潟県 100ミリ
富山県 100ミリ
石川県 80ミリ
福井県 60ミリ
明後日19日(日)は、低気圧や前線の雨雲は朝までに東に抜ける見込みです。ただ、前線が日本の南に停滞し、雨がやんでからも雲が広がりやすいでしょう。午後は九州南部や四国、東海など、太平洋側で再び雨の降る所がありそうです。北海道には寒気が流れ込んで、夜からは標高の高い山を中心に雪が降り、平地でも雪の積もる所がありそうです。冬用タイヤの準備を早めに進めておきましょう。
明日18日(土)の予想最高気温は、南からの暖かい空気の影響で平年より高い所が多いでしょう。湿度が高く、昼間は蒸し暑くなりそうです。鹿児島は30℃と季節外れの暑さが続いて、福岡も29℃と、30℃近くまで上がるでしょう。
ただ、明日18日(土)の雨を境に、北からはこの時期としては強い寒気が流れこむ見込みです。明後日19日(日)は北海道を中心に気温が低く、札幌は13℃と、この秋一番の寒さとなるでしょう。
一方、鹿児島は明後日19日(日)も30℃の予想で、真夏日が続く見込みです。異例の暑さが続いているため、体調管理にお気を付けください。