日本気象協会 tenki.jp

今日13日(土)も北海道から関東ではゲリラ雷雨の恐れ 落雷や突風・ひょうに注意

2026年06月13日06:35

日本気象協会 本社伊藤 杏子

今日13日(土)も北海道から関東では大気の状態が不安定です。午後は山沿いを中心に雨雲が発達しやすく、局地的には激しい雨や雷雨となりそうです。急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうにご注意ください。

ポイント解説へ

今日も関東から北海道は大気の状態が不安定

上空5500m付近にはマイナス15℃以下とこの時期としては強い寒気が流れ込んでいます。この寒気が昨日12日(金)は関東付近まで南下して広く大気の状態が不安定になり、東京都心を含むあちらこちらでにわか雨や雷雨となりました。

今日13日(土)も北海道や東北を中心に、上空には寒気が残ります。また、関東では日中の気温も上がるため、大気の不安定な状態が続く見込みです。このため、北海道から関東では午後になると発雷確率(雷が発生する確率)が高くなります。

午前6時半現在、北海道から関東では広範囲に雷注意報が発表されています。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにご注意ください。

午後は雨雲や雷雲が発達しやすい

北海道と東北ではすでに雨雲や雷雲が発生している所があり、このあと午後にかけて雨の範囲が広がる見込みです。局地的には雨が激しく降ることもあるでしょう。お出かけの際に雨が降っていなくても、雨具をお持ちください。関東は午後になると山沿いを中心に雨雲が湧きやすく、雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。晴れていても、天気の急変に注意が必要です。

『黒い雲が近づく』、『雷の音が聞こえる』、『冷たい風が吹く』といった現象は、ゲリラ雷雨の前兆です。このような現象が起きたら、すぐに頑丈な建物内へ避難してください。

ゲリラ豪雨に遭遇したら

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。

① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。

② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。

最新の記事(気象予報士)

関連リンク

日本気象協会 本社気象予報士/熱中症予防指導員

伊藤 杏子

伊藤 杏子の記事一覧