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花粉シーズン終盤も 雨のあと土日は再び「非常に多い」予想 対策いつまで?

2023年04月05日06:49

日本気象協会 本社白石 圭子

花粉シーズンは終盤になっている所もありますが、雨のあと8日は、花粉の飛散が増えるでしょう。

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雨のあと8日は花粉の飛散が増える 広く「非常に多い」予想

花粉の飛散は、きょう5日から7日は、雨が降る時間があり、抑えられる地域があるでしょう。

8日は、天気が回復し、花粉の飛散が増える見込みです。広く「非常に多い」でしょう。九州や中国地方など、黄砂が飛来する可能性もあります。洗濯物はできるだけ室内に干すなど、対策をすると、より快適に過ごせそうです。

花粉終了時期の目安

花粉の飛散は、西日本はヒノキ花粉がピークを迎えており、4月中旬にかけてピークが続く地域があるでしょう。東日本もヒノキ花粉がピークを迎えている地域があります。ピークは4月中旬まで続く地域があるでしょう。

東京都福祉保健局「東京都アレルギー情報navi.」のデータによると、東京では、1月4日~4月3日の飛散数は、予測最大値に対して、立川では90%、小平で73%、府中で56%、青梅で52%など、花粉シーズンも終盤になっている所もあります。

ピークを越えても、関東などでは例年ゴールデンウイーク頃まで、花粉が飛散することが多くなっています。花粉症対策が必要な日は、まだ続きそうです。

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