14日は日本海側から次第に雨 暖気が入る西日本は30℃以上の真夏日の所も
前線の影響で雨 太平洋側は高波に注意
強い台風23号は、午前3時現在、日本の東を1時間におよそ45キロの速さで東へ進んでいます。今後はさらに東へと離れていき、今夜までには温帯低気圧に変わる見込みです。台風の直接的な影響はないものの、太平洋側の海上はうねりが届くでしょう。伊豆諸島や関東や東北の太平洋側は、うねりを伴った高波にご注意ください。
九州から東北 日本海側から雨
山陰から北陸は、早い所では昼前には雨雲がかかりはじめ、夕方から雨脚が強まるでしょう。雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。山陽は昼過ぎから雨や雷雨、近畿中部・南部も夕方から雨の範囲が広がるでしょう。
東海は雲が広がりやすく、朝のうちは沿岸部を中心に所々で雨が降りそうです。雨の範囲が広がるのは夕方以降で、夜は各地で本降りの雨になるでしょう。関東も天気が下り坂。昼頃になると北部に雨雲がかかりはじめ、夕方から夜にかけては広い範囲で雨が降りそうです。東北南部も、夕方以降は福島県を中心に雨が降るでしょう。
東北北部は雲が多い所もありますが、日中は日差しが届きます。北海道はおおむね晴れるでしょう。ただ、夜は北部の一部で雨が降りそうです。
沖縄や九州で真夏日 東海や関東は気温上がらず
那覇の最高気温は32℃と、沖縄では不快な蒸し暑さです。九州から近畿は30℃前後まで上がる所が多いでしょう。福岡と鹿児島は31℃の予想。福岡は2日連続、鹿児島は10日連続の真夏日となる見込みで、10月としては異例の暑さになりそうです。
東海や関東甲信は昨日13日より大幅に低い所があり、朝からあまり上がりません。名古屋の最高気温は25℃と、平年並みに落ち着くでしょう。日中も長袖が必要な時間がほとんどです。北陸や東北、北海道は昨日と同じくらいか低く、平年並みの所が多いでしょう。北陸は雨や北風の影響で、実際の気温よりもヒンヤリと感じられそうです。