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今年最大 スーパームーン お家から満月を眺めよう!

2020年04月07日11:43

日本気象協会 本社安齊 理沙

今夜(7日)から明日(8日)に迎えるスーパームーンですが、今夜もかなり大きい月を見ることができます。各地晴れる所が多く、きれいな満月を見ることができますので、家から月を眺めてみるのはいかがでしょうか?

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今年最大の大きさに スーパームーンを見よう!

明日8日に今年最大の満月(スーパームーン)を迎えます。
月の大きさは常に一定ではなく、地球との距離によって変化します。月が地球に近づくタイミングで満月になった場合、通常より大きく、輝きも増します。これを「スーパームーン」と呼んでいます。

今年最小の満月は、約半年先の10月31日に迎えます。その大きさを比べると、見かけの直径が約14%も違いますので、同じ拡大率で撮影して比べてみても良いかもしれませんね。

7日から8日の夜にスーパームーンを観察しよう!

月が地球に今年最接近したタイミングと、満月になるタイミングが近くなった場合に、今年一番大きく地球から月が見えることになります。
今年の場合は、日本時間の4月8日午前3時9分ごろに月が地球に約35万7000kmの距離まで最接近し、8日午前11時35分にごろにちょうど満月を迎えます。ただし、この"ちょうど満月になる時間"は、日本は昼ですので月を見ることはできません。
そのため、日本で一番大きな満月を観察できるのは、今夜7日から明日8日にかけてということになります。ぜひ、家のベランダなどから観察してみましょう!

全国的に満月の観察の好条件に!

今夜8日は北海道から九州にかけて広い範囲で晴れて、夜空を眺めるのにはピッタリな天気になるでしょう。
空気も乾燥しているため、より一層輝きを増した月を見ることができそうです。月明りを上手に避けて、周りの星を観察するのも良いですね。
時間がある夜には、ゆったりと夜空を眺めてみるのも良いのではないでしょうか。おうち時間を有意義に使いましょう!

4月の満月はピンクムーン

満月には英語圏で様々な呼び名があります。2月はスノームーン、3月はワームムーンなどと月ごとに呼び方が変わり、4月は春に花が多く咲くことからピンクムーンと呼ばれます。このような呼び名を思い出しながら満月を眺めてみるのも楽しいですね。

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日本気象協会 本社気象予報士/防災士/熱中症予防指導員/全米ヨガアライアンス(RYT200)

安齊 理沙

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