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関西 蒸し暑さパワーアップ 熱中症に厳重警戒

2021年07月06日13:06

日本気象協会 関西支社萬木 敏一

近畿地方では、梅雨の末期に入り、梅雨前線が日本海に停滞することが多くなってきました。
蒸し暑さが日ごとに増し、寝苦しい夜も続きますので、熱中症に厳重に警戒してください。

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ムシムシ、ジメジメ 熱帯夜が続く

この先、近畿地方は雨の降る日が多く、ムシムシ、ジメジメする日が続くでしょう。夜も気温が下がりにくくなり、都市部を中心に熱帯夜の日が多い見込みです。特に今週末以降は、気温が高く、湿度が高く、強い日差しなど熱中症になりやすい条件がそろう日が多くなるでしょう。けっして無理をせず、室内環境に気を配りながら徐々に体を暑さに慣らすようにしましょう。

向こう一週間 大雨は近畿の北部でも

7月に入り、京都市内で1時間に64ミリという非常に激しい雨が降り、和歌山県の潮岬では1日に251ミリの大雨となりました。豊岡や舞鶴など、7月に入ってから、まだ大雨になっていない近畿北部でも、この先は大雨になる恐れがあります。常に最新の気象情報を確認するとともに、非常用持ち出し袋や防災用品の確認など、いざという時の備えをしておいてください。

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