日本気象協会 tenki.jp

北海道 16~17日は暴風雪・大雪の恐れ

2020年02月14日12:05

日本気象協会 北海道支社佐藤 貴子

北海道では、ここ数日は春を予感させるような暖かさとなっている所がありますが、16日以降は冬の嵐と寒さが戻るでしょう。16日に日本海から低気圧が近づき、17日にかけて北海道付近を通過する見込みです。道内は16日の午後から17日にかけて太平洋側やオホーツク海側を中心に広く雪が降るでしょう。低気圧の発達の程度によっては暴風雪や大雪となる恐れがあるため、最新の気象情報に注意して下さい。比較的天気が穏やかな14日や15日に、屋根の雪降ろしや道路の雪かきなどを進めておくとよいでしょう。

ポイント解説へ

冬の嵐のあとは春の足音

北海道付近では19日頃までは日本海側を中心に雪が降りやすく、この時期らしい寒さが続きますが、20日以降は再び3月並みの気温となる見込みです。現在、札幌管区気象台から高温に関する早期天候情報が発表されており、20日頃から気温が平年よりかなり高くなる可能性があります。1か月予報では3月上旬にかけて気温が高い予想となっており、春の陽気が期待できそうです。

最新の記事(気象予報士)

関連リンク

日本気象協会 北海道支社気象予報士

佐藤 貴子

佐藤 貴子の記事一覧