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最強寒波襲来 東北日本海側中心に大雪や猛吹雪 一日を通して凍える寒さに

2023年01月24日18:17

日本気象協会 東北支社早坂 拓哉

最強寒波襲来で、東北地方は26日(木)にかけて大雪や猛吹雪となる所があるでしょう。また、寒さも厳しく極端な低温となる恐れもあります。雪や風・寒さのピークは25日(水)となる予想で、不要不急の外出は控えた方が良さそうです。

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25日(水) 大雪・暴風雪・寒さのピーク

25日(水)はさらに寒気が強まり、上空には平年を10度以上下回る寒気が流れ込む予想です。強い冬型の気圧配置も続くため、日本海側を中心に雪や風の強い状態が続くでしょう。特に青森県の津軽や秋田県・山形県の山沿い、福島県会津では短時間に積雪が一気に増える所もありそうです。また、沿岸部を中心に見通しが全く効かない「ホワイトアウト」状態となる所もあるでしょう。暴風雪による建物への被害、猛ふぶきや吹き溜まり、大雪による交通障害に警戒して下さい。そして、東北日本海側の海上では大しけとなる見込みで、高波にも警戒が必要です。
警戒ポイントは雪や風・波だけではありません。あすは気温も上がらず厳しい寒さとなるでしょう。最低気温は-5度以下の所がほとんどで、極端な冷え込みとなる所が多くなりそうです。水道管凍結には十分注意して下さい。また、最高気温も平年を大きく下回り、昼間はほとんどの地点で0度に届かない真冬日となるでしょう。最大級の防寒対策が必要となりそうです。

<風と波の予想>
25日(水)にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北日本海側 海上 20メートル(30メートル)
東北日本海側 陸上 18メートル(30メートル)
東北太平洋側 海上 20メートル(30メートル)
東北太平洋側 陸上 16メートル(30メートル)

26日(木)に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北日本海側 海上 20から24メートル(25から35メートル)
東北日本海側 陸上 15から19メートル(25から35メートル)
東北太平洋側 海上 20から24メートル(25から35メートル)
東北太平洋側 陸上 10から14メートル(20から25メートル)

25日(水)にかけて予想される波の高さ
東北日本海側 6メートル
東北太平洋側 4メートル

26日(木)に予想される波の高さ
東北日本海側 6メートル
東北太平洋側 4メートル

<雪の予想>
24日(火)18時から25日(水)18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
東北日本海側 山沿い 80センチ
東北日本海側 平地  60センチ
東北太平洋側 山沿い 60センチ
東北太平洋側 平地  30センチ

その後、25日(水)18時から26日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
東北日本海側 山沿い 40から60センチ
東北日本海側 平地  20から40センチ
東北太平洋側 山沿い 30から50センチ
東北太平洋側 平地  20から40センチ

交通に大きな影響か 不要不急の外出は控えて

トップ画像には高速道路影響予測を載せていますが、25日(水)を中心に大雪や吹雪による交通への影響が大きくなりそうです。不要不急の外出は控えた方が良いでしょう。
ただ、どうしても車で出かける必要のある場合は、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

28日(土)は再び、荒れた天気となる恐れ 厳しい寒さ続く

この先も低気圧や上空の寒気の影響で日本海側を中心に雪の降る日が多いでしょう。27日(金)の日中になるとようやく雪や風が落ち着く予想ですが、夜になると低気圧が接近する影響で再び、雪の強まる所がありそうです。28日(土)は冬型の気圧配置が強まるため、日本海側を中心に荒れた天気となる恐れがあります。その後、来週は冬型の気圧配置が緩むタイミングもありますが、30日(月)頃は再び、冬型の気圧配置が強まるでしょう。引き続き、日本海側を中心に雪の降り方には注意が必要です。
気温は平年を下回る日が多く、特に25日(水)と28日(土)は体に堪える寒さとなるでしょう。水道管の凍結や体調管理にお気を付け下さい。

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