
和歌山県新宮市では、こどもの日を前に紀伊半島水害からの復興を願う色鮮やかな鯉のぼりが揚げられました。
晴れ渡る空の下、色とりどりの鯉のぼりが風を受けて悠々と泳ぎます。
この鯉のぼりは、2011年の紀伊半島水害で被災した新宮市熊野川町に、復興を願いを込めて全国から贈られたものです。
水害の翌年から、有志が被災地を元気づけようと鯉のぼりを掲げる活動を始めました。
地元の人々によって毎年掲げられる「復興鯉のぼり」、今年も30人以上の地元の中学生が手伝い空へと掲げました。
【地元の中学生】「紀伊半島水害でいろいろ大変だったということを受け継ぐものではないかと思いました」
この鯉のぼりは、5月13日ごろまで見ることができます。