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今日27日夜は大阪や福岡で国際宇宙ステーション「きぼう」の観測チャンス

2026年07月27日11:20

日本気象協会 本社伊藤 杏子

このところ東海から西では40℃前後の酷暑、関東から北では連日のゲリラ雷雨が続いていますが、今日27日(月)の夜は西日本付近の上空を国際宇宙ステーション(ISS) /「きぼう」が通過します。大阪や福岡など西日本を中心に天気も好条件で、よく見えそうです。

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きぼうが見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は、今日27日(月)夜に「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の角度です。20時09分頃から観測のチャンスがあり、見え始めから見え終わりまでは5分程度です。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

各地の天気は?

沖縄と九州から東海にかけては広く晴れるでしょう。福岡や広島、大阪はよく見える予想で、観測のチャンスになるでしょう。北陸も夜は天気が回復して、晴れる所が多くなりそうです。一方、関東甲信から北海道にかけては曇りや雨で、観測にはあいにくの天気になりそうです。局地的には雷雨となって、雨脚が強まることもありそうです。

きぼうが見える条件

国際宇宙ステーション(ISS)が地上から見られる条件は以下の3つです。

① 晴れていること
ISSは雲より高い宇宙空間を飛んでいるので、曇っていると地上からは見えません。

② 自分の上空をISSが通過すること
ISSは同じ軌道を回っていますが、地球が自転によって回転しているため、ISSが通過する位置は変化しています。自分の上空付近をISSが通過するタイミングで見ることができます。

③ 自分のいる場所は夜で、ISSが昼であること
ISSは自分で光っているわけではなく、太陽の光を反射して明るく輝きます。ISSが地上から見えるためには、ISSには太陽の光が当たっており、地上は夜となっていなければいけません。上の図のように、ISSは地上400km上空にあるため、地上の日が落ちてからしばらくの間は太陽に照らされています。同様に、地上の日の出よりも先に上空の ISS には太陽の光が当たります。日の出前や日の入り後の約 2 時間は、地上は夜ですが400km上空はまだ昼の状態で、この時間帯に ISSが自分の上空付近を通過した時にISSを見ることができます。

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日本気象協会 本社気象予報士/熱中症予防指導員

伊藤 杏子

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