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15日も大気の状態が非常に不安定 局地的に滝のような雨も 週末は梅雨明けの兆し

2021年07月14日15:51

日本気象協会 本社岡本 朋子

あす15日(木)も大気の状態が非常に不安定。九州から関東、東北南部にかけて、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達。局地的に滝のような非常に激しい雨も。引き続き、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要。

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あす15日(木)の天気

きょう14日(水)も全国的に大気の状態が非常に不安定で、あちらこちらで雨や雷雨になりました。局地的に雨雲が発達して、大阪では午後2時11分までの1時間に49.5ミリの激しい雨が降りました。関東でも1時間に20ミリを超え、土砂降りの雨になった所もありました。

あす15日(木)も大気の状態が非常に不安定です。日差しがあっても、変わりやすい天気です。気温の上がる午後を中心に、にわか雨や雷雨になる所があるでしょう。九州や中国、四国を中心に発雷確率(雷が発生しやすい確率)が高くなっています。発達した雨雲や雷雲が近づくときは、できるだけ早く頑丈な建物に移動しましょう。

日中の気温は30度以上の真夏日になる所が多く、札幌でも30度まで上がるでしょう。暑さ対策をしっかりとなさってください。

関東甲信なども梅雨明け間近?

17日(土)からは夏の太平洋高気圧が勢力を強めてくるでしょう。

きょう14日(水)は北陸地方で梅雨明けしましたが、四国や近畿、東海、関東甲信、東北南部、東北北部も、梅雨明け間近になりそうです。
梅雨明け直後は、日中は強い日差しが照りつけ、厳しい暑さになるでしょう。熱中症に警戒してください。こまめな水分補給を心がけて、汗をかいたら塩分も摂りましょう。また、日中の屋外での活動は、なるべく控えた方が良さそうです。

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