2026年08月09日17:48
台風15号は11日(火・山の日)午後に東北太平洋側に上陸するおそれがあります。台風が東北太平洋側に直接上陸すれば統計開始以来4回目となります。台風の接近・上陸に伴い東北は雨や風が強まり、荒れた天気となるおそれがあります。また、関東も湿った空気や寒冷渦の影響で激しい雨の降る所があるでしょう。
台風15号は今後、日本の東を北西へ進み、11日(火・山の日)午後に東北太平洋側にかなり接近して、上陸するおそれがあります。
統計開始以降、台風が東北の太平洋側に直接上陸したのは2016年の台風10号、2021年の台風8号、2024年の台風5号の3回です。2016年の台風10号と2024年の台風5号は岩手県に、2021年の台風8号は宮城県に上陸しました。台風が東北の太平洋側に直接上陸するのは珍しいケースですが、近年、見られるようになってきました。
今回の台風15号がこのような進路をとるのは、高気圧と東日本に南下する寒冷渦の影響です。台風15号は日本のはるか東の高気圧の張り出しにより、北西へ進み、その後は台風と寒冷渦(上空に寒気を伴う低気圧)が相互に反時計回りに進むことで西よりに進路を変える見込みです。
東北では台風15号の接近、上陸に伴って、11日(火・山の日)は警報級の大雨となるおそれがあります。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。台風15号は暴風域はないものの、東北では風が強まり、太平洋側では非常に強い風が吹くでしょう。東北太平洋側の海上では大しけとなる見込みです。お盆休みで移動が多い時期ですが、交通機関に影響がでる可能性もあり、最新の交通情報に注意が必要です。
また、寒冷渦や暖かく湿った空気の影響で、関東でも大気の状態が不安定になるでしょう。激しい雨(1時間30ミリ以上50ミリ未満)や非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)が降り、大雨となる所がありそうです。アンダーパスなど低い道路の冠水に注意が必要です。