日本気象協会の天気予報精度結果(2024年10月~12月)PR

当日の降水の有無の適中率に関する検証結果について
今回は、皆様にtenki.jpで使用している日本気象協会の気象予測「JWA統合気象予測」の2024年10月~12月の予報精度結果を、2024年の年間結果と合わせてご報告します。

また、2024年1年間を通した当日の降水の有無の年間適中率は89%となり、前年2023年の1年間の年間適中率よりも1%精度が向上しました。
日本気象協会は、引き続き天気予報の精度向上に努めてまいります。
<当日の降水の有無の適中率 算出方法>
当日の降水の有無の適中率は当日の朝(5時)に発表された予報をもとに、その日(5~24時)に合計1mm以上の降水があるかどうかを評価します。
このため、ある地点で雨が降る時間帯が予報と実況で異なっていたとしても、当日のどこかの時間帯で雨が降れば(もしくは雨が降らなければ)、天気予報が当たった(適中)として評価されます。
*当日の降水の有無の適中率の算出方法はこちら
*2023年の当日の降水の有無の適中率はこちら
日本気象協会では、ある地点で“当日どこかの時間帯に雨が降る”という予報だけでなく、“その日の14時に雨が降る”と予想したら、実際にその時間帯から雨が降り出すといった1時間ごとの天気予報も適中させることが必要であると考えています。
そのため当日の降水の有無の適中率だけでなく、翌日における1時間ごとの天気の適中率についても検証を行っています。
翌日における1時間ごとの天気予報の適中率に関する検証結果について

2024年10月~12月に発表した予報を検証した結果、翌日の1時間ごとの天気の適中率は10月が68%、11月が72%、12月が69%と、いずれの月においても気象庁の適中率を上回りました。
10月~12月にかけての3か月間でみると、「JWA統合気象予測」の適中率は気象庁を平均で6ポイント上回る結果となり、翌日の1時間ごとの天気を精度よく予測できていることが分かりました。
また、2024年1年間を通した1時間ごとの天気予報の年間適中率は70%でした。
<1時間ごとの天気予報の適中率 算出方法>

晴れ・曇り・雨・みぞれ(雨または雪)・雪の予報と実際の天気が、1時間単位でぴったりと当てているかどうかという独自の指標で検証をしており、非常に厳しい評価基準となっています。これは、例えば、ある1時間で晴れと予報しても、実際に少し雲が広がり、曇りになった場合の適中の判定は「外した・不適中(×)」として、検証を実施していることになります。
※1:気象庁の天気分布予報について
※2:気象庁の推計気象分布について
*詳細な「翌日における1時間ごとの天気の適中率」の算出方法はこちら
更新回数の増加・天気予報マークの改良

日々提供している今日・明日の天気、1時間天気、2週間天気などの天気予報の更新回数を1日最大14回から24回へと大幅に増加したことにより、時間ごとに最新の気象データを加味した、より精度の高い天気予報の提供が可能となりました。
また、1日の天気の流れをより正確にイメージしていただけるように、今日・明日の天気、2週間天気などの1日の天気を表す天気マークの改良を行い、1日のうちで雨や雪が降る時間の長さに応じて傘マークや雪マークの大きさを変えることにより、1日の天気予報を
より直感的にイメージいただけるように致しました。
tenki.jpは、日本気象協会が誇る「JWA統合気象予測」による精度の高い予報結果をお届けするとともに、生活に寄り添った天気予報を日々提供することにより、これからもあなたの“少し未来の暮らし”を支えていきます。