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エルニーニョ現象発生年の梅雨 近畿は記録的大雨や遅い梅雨明けの年も 今年は?

2026年06月11日15:20

日本気象協会 関西支社木村 司

昨日6月10日、気象庁は「令和8年春からエルニーニョ現象が発生しているとみられます」と発表しました。近畿地方では、過去のエルニーニョ現象が発生した年の梅雨は、記録的な大雨や遅い梅雨明けなど、天候不順な年もありました。この先1か月の降水量は平年より多くなる可能性があるため、引き続き大雨への備えが必要です。

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過去のエルニーニョ(発生)年 記録的に遅い梅雨明けの年も

エルニーニョ現象が発生すると、太平洋高気圧の勢力が例年ほど強くなく、天候が不順になることもあります。

1993年は、8月になっても前線が日本付近に停滞したままで、例年より曇りや雨の日が多く、統計開始以来唯一『近畿地方で梅雨明けが特定できなかった梅雨』となりました。
また、2009年は、太平洋高気圧の勢力が例年ほど強くなかったため、梅雨明けが遅れ、8月3日に統計開始以来最も遅い梅雨明けとなりました。

過去のエルニーニョ(発生)年 記録的な大雨も

エルニーニョ現象が発生した年の梅雨は、記録的な大雨も発生したことがありました。

2023年の6月2日は、南の海上を進む台風と梅雨前線の影響で、近畿地方では広く雨が降りました。
特に、和歌山県と奈良県に線状降水帯が発生するなど、大雨の所もありました。

また、2015年は、7月17日に台風の影響で大雨となり、京都では日降水量が183.5ミリを観測しました。 このため、京都市近郊の大山崎町では電車の立ち往生が発生するなど、市街地でも大雨による大きな影響が出ました。

エルニーニョ発生 今年の梅雨はどうなる?

今年(2026年)もエルニーニョ現象が発生する中で梅雨を迎えています。今日11日に発表された最新の1か月予報によると、この先1か月は、例年通り梅雨前線が日本付近に停滞する日が多い見込みです。
近畿地方では、曇りや雨の日が多く、降水量は平年より多くなる可能性があります。
先週は、台風6号の影響で記録的な大雨の所もありましたが、この先も大雨への備えが必要です。

気温は、平年より高い日が多い見込みです。
湿気が多く、蒸し暑い日が例年に比べて多くなる可能性があるため、暑さ対策もしっかりとなさってください。

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