2025年1月~3月にかけての毎朝5時に発表した全国の天気予報において、“雨が降ると予報した日に、実際に雨が降ったか”という点に着目し、「当日の降水の有無の適中率」の検証を行いました。その結果、「JWA統合気象予測」の適中率は86~88%となり、同じ評価結果を公開している気象庁の精度と同等以上であることを確認しました。
<当日の降水の有無の適中率 算出方法>
「当日の降水の有無の適中率」は、当日の朝(5時)に発表した予報をもとに、その日の5~24時に合計1mm以上の降水があったかどうかを評価します。
このため、ある地点で雨が降る時間帯が予報と実際の観測が異なっていたとしても、当日のどこかの時間帯に雨が降れば(もしくは雨が降らなければ)、天気予報は当たった(適中した)と評価します。
*当日の降水の有無の適中率の算出方法は
こちら日本気象協会では、ある地点で“当日のどこかの時間帯に雨が降る”という予報だけでなく、“その日の14時に雨が降る”と予想したら、実際にその時間帯から雨が降り出すといった1時間ごとの天気予報も適中させることが、皆様の予定や行動、安心といった、“少し未来の暮らし”を支えるために必要であると考えています。
そのため当日の降水の有無の適中率だけでなく、「翌日における1時間ごとの天気の適中率」についても検証を行っています。