8日　北陸は昼前まで大雪　9日以降も雪や雨の日が多い　家屋の倒壊などに注意(気象予報士青山　亜紀子 2024年01月08日)

8日　北陸は昼前まで大雪　9日以降も雪や雨の日が多い　家屋の倒壊などに注意

日本気象協会本社

青山　亜紀子

公開：2024年01月08日07:43

今日8日・成人の日、北陸では昼前にかけて山沿いや山地を中心に大雪となりそう。9日(火)以降も雪や雨の降る日が多く、家屋の倒壊や土砂災害などにご注意を。

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北陸　昼前にかけて平地でも大雪に
局地的に降り方が強まる
この先も雪や雨の日が多い

北陸　昼前にかけて平地でも大雪に

今日8日・成人の日は、北陸では昼前にかけて山沿いや山地を中心に大雪となり、平地でも大雪となる所があるでしょう。予想よりも寒気が強まったり、同じ地域で雪が降り続いた場合には、警報級の大雪となる地域が広がる可能性があります。

地震の揺れが大きかった能登半島も、昼頃にかけては一時的に雪の降り方が強まるでしょう。家屋の倒壊にも十分注意が必要です。

局地的に降り方が強まる

【予想降雪量】明日9日午前6時までの24時間(多い所)
新潟県・富山県　平地　10センチ
石川県　平地　5センチ
福井県　平地　3センチ

新潟県　山沿い　30センチ
富山県　山間部　20センチ
石川県・福井県　山地　10センチ

北陸では、今日8日・成人の日の昼前にかけて、大雪による交通への影響に注意・警戒してください。また電線や樹木への着雪やなだれ、路面の凍結に注意が必要です。

この先も雪や雨の日が多い

北陸は、明日9日(火)以降も雪や雨が降りやすいでしょう。

明日9日(火)と10日(水)は、平地では雨の降る所が多くなりそうです。能登半島は断続的に雨が降り、気温が下がる朝晩は雪になる所もあるでしょう。

12日(金)は次第に寒気が流れ込み、13日(土)にかけて平地でも雪の範囲が広がりそうです。また13日(土)の最高気温は3℃から5℃くらいと、厳しい寒さになるでしょう。

14日(日)は天気が回復しますが、日中は気温が上がるでしょう。路面の状態が悪くなり、屋根に積もった雪が解けて落ちてくることも考えられます。復旧作業に当たられる方は、周囲の状況をよく確認してください。