また、空気が乾燥していると、かぜやインフルエンザなどにかかりやすくなると言われています。これは、私たちののどの粘膜には、体の空気清浄フィルターのような役割をしている「繊毛」というものがあります。この繊毛は、乾燥していると動きが鈍くなり、体の防御機能が弱くなって、かぜやインフルエンザのウイルスが体の中に侵入しやすくなってしまいます。
空気が乾燥しているときは、室内では加湿器を使うなどして適切な湿度(50~60パーセント)を保つことで、体の防御機能の低下を防ぐことが大切です。
併せて十分な睡眠とバランスの良い食事を心掛け、免疫力も高めるようにしましょう。
なお、適度な湿度を保つこと・十分な睡眠とバランスの良い食事をとることは、新型コロナウイルスの感染症対策にも有効とされています。
併せてしっかり手洗いをするなどして、感染症対策を心掛けてください。
※参考※
・首相官邸HP
https://www.kantei.go.jp/・厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/index.html