関西 寒波襲来 あす24日(土)にかけて大雪の恐れ 高波にも警戒
きょう23日(金)の関西は、強い寒気の影響で雪の降っている所があります。昨夜は、神戸と奈良で初雪が観測され、けさは大阪でも初雪が観測されました。今夜からあす24日(土)にかけては、雪の降る範囲が広がり、大雪となる恐れがあります。また、日本海沿岸では、あすにかけて大しけの状態が続くため、高波に警戒が必要です。
大雪により、交通機関に影響の出る恐れ
きょう23日(金)の日本付近は強い冬型の気圧配置になっており、近畿地方の上空約1500メートル付近には氷点下9度以下の強い寒気が流れ込んでいます。あす24日(土)にかけても強い冬型の気圧配置が続く見込みです。
きょうは、このあとも北部では雪が降ったりやんだりするでしょう。中部や南部では晴れ間も出ますが、強い西風により、瀬戸内海から雪雲が流れ込み、普段雪の少ない大阪府や奈良県、和歌山県でも雪が降りやすい見込みです。
また、今夜からあすにかけては、風が西寄りから次第に北西に変わるため、雪雲が日本海から内陸部へも流れ込みやすくなるでしょう。雪の降るエリアが変わり、きょうは比較的降りにくい滋賀県でも、あすは広く雪が降りそうです。雷を伴って、雪の降り方が強まる恐れもあります。
あすにかけて大雪となる恐れがあるため、積雪や路面凍結による交通障害に注意をしてください。新幹線などの交通機関に影響の出る恐れもありますので、情報に注意し、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。
あすにかけて日本海は大しけが続く 高波に警戒
今夜遅くにかけては、海上を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く見込みです。雪で見通しが悪くなる恐れがありますので、車の運転など十分注意をしてください。その後、あすにかけても海上を中心に風が強いでしょう。日本海では大しけの状態が続きますので、高波に警戒してください。
