4日から5日は北陸で季節外れの残暑 来週9日頃からは秋が一歩前進 北陸2週間天気
北陸地方の10月最初の週末は晴れ間が広がり、10月とは思えない季節外れの暑さが続くでしょう。来週後半は北日本を中心に寒気が流れ込むため、北陸地方でも10月本来の気温に戻り、朝晩を中心に肌寒く感じられる所もでてきそうです。来週にかけて日ごとの気温変化、一日の寒暖差が大きくなりますので、体調の管理にお気をつけください。
今日1日(水) 夜遅くにかけて短時間強雨・落雷・突風に注意
今日1日(水)は北陸の上空5500メートル付近で氷点下12℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定となっており、所々で発達した雨雲がかかっています。
今日1日(水)明け方には福井県福井市の越廼(こしの)で1時間降水量が31.0ミリ(~5時21分)の激しい雨を観測しました。
北陸地方では今日1日(水)夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続くため、局地的には1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意・警戒してください。また、明日2日(木)明け方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要です。
10月最初の週末は季節外れの残暑 5日(日)は30℃の真夏日か
明日2日(木)は高気圧に覆われるため、天気は回復し各地で晴れるでしょう。
3日(金)は前線が西日本にのびる影響で、福井県を中心に雲の広がる所がありますが、石川県から新潟県は引き続き秋晴れが広がりそうです。
4日(土)と5日(日)は晴れて日差しが出るのに加え、高気圧の後ろ側に入り南から暖かい空気が流れ込むため、福井県から新潟県にかけての広い範囲で30℃以上の真夏日や真夏日に迫る季節外れの暑さになるでしょう。昼間はこまめな水分補給を心がけるなど、もうしばらく熱中症に注意してください。
週明け6日(月)は広く雨 低気圧や前線が通過する
週明け6日(月)は低気圧や前線が日本海を東へ進み、北陸地方を通過するでしょう。北陸地方は広い範囲で雨が降り、前線の通過前後は雨脚の強まるおそれがあります。
低気圧の発達の程度や前線の通過する時間帯はまだ不確実性が大きいため、常に最新の天気予報を確認するようにしてください。
7日(火)は高気圧に覆われるため、天気は回復し各地で晴れるでしょう。
8日(水)は気圧の谷が日本付近を通過する影響で、天気は早くも下り坂に向かいそうです。
2週間天気後半(9日~14日) 来週後半は秋が一歩前進する
来週9日(木)頃からは北日本を中心に寒気が流れ込む見込みで、北陸地方でも寒気の影響を受ける新潟県・富山県を中心に雲が多く、雨の降る所があるでしょう。
最高気温も10月本来の気温に近づき、昼間も長袖が活躍しそうです。
朝晩は内陸部を中心に15℃を下回り肌寒くなる日も出てきますので、上着を羽織るなど体調の管理にお気をつけください。