あすの関東　晴れても北風の冷たい1日に　肌寒さはいつまで続く?(気象予報士久保　智子 2021年10月20日)

あすの関東　晴れても北風の冷たい1日に　肌寒さはいつまで続く?

2021年10月20日16:48

日本気象協会本社久保　智子

あす21日(木)の関東は、晴れても北よりの風が冷たく感じられそう。最高気温は20℃に届かず、平年を下回る所が多い見込み。肌寒さは今週末にかけて続くため、体調を崩さないように、気をつけてお過ごしください。

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日差しがあっても、風の冷たい1日に
肌寒さはいつまで?
服装選びの参考に

日差しがあっても、風の冷たい1日に

あす21(木)の関東は、大陸から張り出す高気圧に、緩やかに覆われる見込みです。各地とも、時々雲が広がる程度で晴れるでしょう。乾いた空気に包まれて、厚手の洗濯物もよく乾きそうです。

ただ、上空には、この時期としては冷たい空気が流れ込むため、日差しがあってもヒンヤリするでしょう。最高気温は、東京都心と横浜は20℃、前橋は18℃、宇都宮は17℃の予想で、平年より低い所が多くなりそうです。昼間でもカーディガンなど羽織る物が必要でしょう。

肌寒さはいつまで?

あさって22日(金)は、日本の南の海上を前線を伴った低気圧が東へ進み、関東には湿った空気が流れ込む見込みです。このため、南部で雨が降りやすいでしょう。23日(土)から25日(月)にかけては、広く晴れますが、26日(火)と27日(水)は前線の影響で雨が降りそうです。

天気は周期的に変化しますが、肌寒さはしばらく続くでしょう。22日(金)の予想最高気温は15℃から16℃くらいにとどまり、11月中旬から下旬並みの寒さとなる見込みです。そのあとも、26日(火)にかけて20℃に届かず、平年より低い日が続きそうです。