きょう17日の関東　日差し少なく空気ヒンヤリ　次第に雨雲が近づく　夜は本降りに(気象予報士久保　智子 2023年03月17日)

きょう17日の関東　日差し少なく空気ヒンヤリ　次第に雨雲が近づく　夜は本降りに

日本気象協会本社

久保　智子

公開：2023年03月17日07:43

きょう17日(金)の関東は天気が下り坂。西から雨が降り出し、通勤・通学の帰宅時間は広い範囲で雨。お出かけには雨具を。日中にかけてほとんど気温が上がらず、最高気温はきのう16日(木)より大幅ダウン。暖かい服装で。

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西から雨が降り出す　夜は広く雨
雨が降るまでは、花粉に注意
日曜日は天気回復でお花見を楽しめそう

西から雨が降り出す　夜は広く雨

きょう17日(金)の関東は、本州の南岸にのびる前線の影響を受ける見込みです。

このため、各地とも雲が広がり、神奈川県西部や埼玉県の秩父地方などでは、昼過ぎから雨が降り出すでしょう。次第に雨の範囲が広がり、夕方以降は、東京都心でも雨が降りそうです。夜は各地とも雨で、沿岸部では、風が強まる見込みです。通勤・通学のお帰りの時間帯に、雨や風の強まる所がありますのでご注意ください。

最高気温はきのう16日(木)より低く、17℃前後でしょう。東京都心と横浜は17℃、水戸は16℃の予想です。日中は日差しが少なく、次第に雨が降るため、この気温より少し寒く感じられるかもしれません。暖かい服装でお過ごしください。

雨が降るまでは、花粉に注意

きょう17日(金)の花粉情報をみますと、雨が降り出すまでは、花粉の飛散が多くなりそうです。

埼玉県では「非常に多い」予想で、東京都や神奈川県などでも「多い」でしょう。スギ花粉の飛散がピークを迎えていますので、晴れていなくても、油断しないで万全の対策が必要です。
ヒノキ花粉の飛散も、先週に比べて多くなっています。ヒノキ花粉で症状が出る方も、ご注意ください。

日曜日は天気回復でお花見を楽しめそう

あす18日(土)にかけて雨が降りますが、19日(日)は各地で晴れる見込みです。日差しがたっぷりで、お花見にも良さそうです。21日(火:春分の日)頃まで晴れの天気が続く見込みです。ただ、22日(水)から24日(金)頃は、低気圧や前線の影響で雨が降るでしょう。

あす18日(土)は、最高気温が10℃前後にとどまり、一時的に寒の戻りとなりそうです。コートの中に、セーターやカーディガンを着ると良いでしょう。19日(日)以降は、平年より高い日が多い見込みです。春先は、日々の気温の変化が大きくなる時期ですので、気温に合わせて、うまく服装を調節なさってください。