今日6日は、上空の寒気が一旦ゆるみ、岐阜県山間部でも雪の降り方は弱くなっています。
48時間降雪量は、岐阜県の白川村で129センチ(昨夜21時まで)を観測し、年間を通じて観測史上1位の値を更新しています。また、本巣市樽見で110センチ(午前6時まで)を観測し、2月の1位の値を更新しました。今日6日13時現在の積雪の深さは、白川村で260センチ、飛騨市河合で191センチ、郡上市長滝で150センチ、本巣市樽見で84センチ、飛騨市神岡で80センチ、高山市で24センチを観測しています。
また、最強寒波の影響で、昨日5日は、静岡市(駿河区)でも初雪が観測されました。平年より30日遅く、2年ぶりの観測です。静岡県にも強い風にのって雪雲が流れ込み、あちらこちらで今シーズン初めての雪が見られました。
各地の積雪状況は、
東海地方の積雪マップで知ることができます。車のスリップ事故などには注意してください。また、積雪の多い地域では、積もっていた古い雪の上に、新たに多くの雪が積もっています。比較的表層の雪が滑り落ちる「表層なだれ」に、十分な注意が必要です。屋根からの落雪にも注意してください。