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今週は、雨の降る日が多く、特に、次の週末15日(土)から16日(日)は、雨や風が強まり「春の嵐」となりそうです。

今日10日の東海地方は、移動性高気圧に覆われて、スッキリと晴れています。夜は、高気圧の中心が東の海上へ移動するため、湿った空気が入りやすくなるでしょう。次第に曇り空に変わる見込みです。

明日11日は、高気圧の縁を回って湿った空気が流れ込み、また、低気圧が西日本の南の海上を東へ進むでしょう。未明から、雨や雪の降りだす所がある見込みです。夜にかけて、雨や雪が降ったり止んだりしますが、降水量は少ないでしょう。

12日(水)から13日(木)にかけても、湿った空気が流れ込み、また、日本海から南下する前線や、本州南岸にのびる前線の影響を受ける見込みです。13日(木)の朝頃まで、雨が降ったり止んだりするでしょう。高山などでも、降り始めから雨になりそうです。降水量は少なく、大雨の心配はないでしょう。13日(木)の日中は天気が回復し、晴れ間が戻る見込みです。

14日(金)は、高気圧に覆われて、広く晴れるでしょう。
ただ、天気の移り変わりは早く、15日(土)から16日(日)は、前線を伴った低気圧が本州付近を通過するため、広い範囲で雨が降る見込みです。暖かく湿った空気の流れ込みが強まるため、雨や風が強まって「春の嵐」となりそうです。また、気温の上昇や降水量が多くなることで、積雪が多く残っている地域では、雪解けがさらに進む見込みです。なだれや屋根からの落雪、川の増水、路面状況の悪化など、一層注意してください。
17日(月)は、一時的に冬型の気圧配置となるため、岐阜県の飛騨北部などは雪が降り、積雪となる見込みです。

気温は、暖かくなったり少し寒さが戻ったり、この時期らしく季節は行ったり来たりしそうです。最高気温は、週半ば頃が高く、春本番の陽気となるでしょう。