台風第7号は、小笠原近海を西へゆっくりとしたスピードで西へ進んでいます。台風第7号は、現在は本州付近に張り出している太平洋高気圧の影響で、北へ北上しにくい状態ですが、次第に太平洋高気圧は弱まるため、徐々に北寄りに進路を取り、本州付近へ近づいてくるでしょう。14日~15日頃には本州付近にかなり接近または上陸するおそれもあります。
台風の予報円がまだ大きいため、進路に関しては定まっていない所がありますが、台風が発達する条件の一つである海面水温27度以上の領域は三陸沖まで広がっていますので、台風が発達した状態で本州付近に接近する可能性は高いと言えるでしょう。
このため、北陸地方でも、14日~15日頃、風が強まり、一時的に強い雨が降るなど台風の影響が出てくるおそれがあります。お盆の帰省などは、交通機関に影響が出ることも考えられるので、常に
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道路情報を確認し、柔軟に計画を立てることをお勧めします。