稲刈りシーズン 3連休の天気 東北
2018年09月21日12:24
米どころ東北では、稲刈りが始まっているところがあります。あすからの3連休、23日(日)は広く晴れ間が広がりそうです。この時期にしか見られない美しい東北の秋の風景を探しに出かけてみませんか。
モンスター!?【ほんにょ】現る!
宮城県北部に位置する栗原市では、刈り終わった稲束は、稲先を外に向けて杭にかけて乾燥させています。機械乾燥が主流になっている現在、稲穂を天日乾燥させることは少なくなりましたが、栗原市では今でも所々で見られます。杭に稲束がかかったものは、【ほんにょ】と呼ばれ、立ち並ぶ光景は、まるでモンスターが押し寄せてくるようにも見えます。さらに、稲束をらせん状に掛けていく【ほんにょ】は【ねじりほんにょ】と呼ばれ、栗原市でも一部の地域で見られます。ほんにょ(ほんとう)ですよ(笑)。
あす22日(土)お出かけは午後からがオススメ
低気圧や前線が東北地方を通過する影響で、午前中を中心に雨が降るでしょう。雨脚の強まることもありそうです。午後は、東北南部で雨が止んでくる見込みですが、念のため折り畳み傘はお持ちください。
【気温】
冷たい東風の影響で、太平洋側を中心に、最高気温は20度前後で肌寒いでしょう。お出かけの際は上着などをお持ちください。
23日(日)お出かけ日和
低気圧や前線は東海上へ抜ける予想です。日中は広い範囲で日差しが戻り秋晴れになりそうです。3連休の中では、お出かけには一番いい天気で、お墓参りにもよさそうです。少し寄り道をして田んぼの見渡せるところを通ってみれば、稲刈りを待っている稲穂が見られるでしょう。太陽に照らされて黄金に輝いた稲穂は、一段と美しく見えそうです。稲刈りを終えた田んぼに残る【ほんにょ】にも出会えるかもしれません。新米の季節はもうすぐです。
【気温】
日差しがたっぷりで、グッと気温が上がり、最高気温は25度を超えるところが多くなる予想です。南部では真夏日に迫る気温になるところがありますので、暑さ対策と水分補給を心がけましょう。
24日(月)天気下り坂
連休最終日、前線や湿った空気が流れ込む影響で、午後は次第に雨の降るところが多くなるでしょう。お出かけは、早い時間に計画するとよさそうです。仙台市内では【きんもくせい】の花があちこちで咲き、風に乗ってふわりと甘い香りが漂ってきます。また、仙台市内では市の花【萩】も咲き、散歩をすれば秋の花に出会えることでしょう。
【気温】
最高気温は平年並みか高いところが多く、日中は過ごしやすいでしょう。ただ、朝晩は空気がひんやりしますので、服装で上手に調節しましょう。
