東海　4日以降は大雨に注意(気象予報士菅野　彰太 2018年07月02日)

東海　4日以降は大雨に注意

2018年07月02日15:46

東海地方は、2日は急な激しい雷雨の所があるでしょう。3日は、日中は日差しもありますが、全般に雲が多く、夜は激しい雨が降る所がある見込みです。その後は雨の日が多くなり、4日と6日～7日は、大雨のおそれがあります。4日は、総雨量が200ミリを超える所もありそうです。大雨に備えて、家の備蓄品などを確認しておきましょう。

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きょうは急な雷雨に注意
あすは天気下り坂
4日以降は雨が続く　大雨のおそれも

きょうは急な雷雨に注意

きょう2日は、太平洋高気圧に覆われていますが、南から湿った空気が入り込みやすい状況になっています。このため、時折日差しもありましたが、三重県では雨が降った所もありました。大気の状態が不安定なため、この後も三重県と岐阜県を中心に所々で急に雨が降るでしょう。局地的には雷を伴って激しく降る所もある見込みです。雨雲の動きをみて、落雷や突風、急な強い雨に注意をしてください。

あすは天気下り坂

あす3日は、台風第7号が東シナ海から日本海へと進む見込みです。東海地方からは少し離れた所を通っていきますが、南からの湿った空気の流れ込みが強まりそうです。日中はきょうと同じく、雲は多いですが時折日差しが出るでしょう。夕方からは三重県南部で、夜は広い範囲で雨が降る見込みです。三重県南部と岐阜県山間部では激しく降る所があるでしょう。短時間にザッと降るような強い雨にご注意ください。日中は湿度が高く蒸し暑くなるため、熱中症にも注意してください。

4日以降は雨が続く　大雨のおそれも

4日は、3日の夜に続いて広い範囲で雨が降り、岐阜県山間部と静岡県西部の山地を中心に総雨量が200ミリを超える大雨になるおそれがあります。その後も、本州付近に梅雨前線が停滞しやすくなるため、8日ごろにかけて雨が続く見込みです。6日から7日にかけては前線の活動が活発になるため、再び広い範囲で大雨のおそれがあります。今週は、大雨に注意して今後の気象情報を随時確認するようにしてください。また、家に食料等の備蓄品の用意をしておくなど、きょうあすのうちにできる大雨の対策をしておきましょう。