東海　16日は岐阜県を中心に大雨のおそれ(気象予報士菅野　彰太 2018年08月15日)

東海　16日は岐阜県を中心に大雨のおそれ

日本気象協会本社

菅野　彰太

公開：2018年08月15日17:42

あす16日(木)はお盆の終わりで、送り火を行う日ですが、東海地方はあすにかけても変わりやすい天気で、あいにくの天気になりそうです。天気の急変に注意するとともに、あすは雨量がまとまるため土砂災害や河川の増水にもご注意ください。

ポイント解説へ

きょうも大気の状態が不安定に
あすは断続的に雨　北ほど降りやすい
日差しが出ると蒸し暑い

きょうも大気の状態が不安定に

きょう15日(水)も、台風15号に伴う湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が不安定になっています。全般に雲が多く、所々で発達した雨雲が湧いています。この後も、局地的には雷を伴って激しく降る所があるでしょう。変わりやすい天気のため、雨雲レーダーなどで雨雲の動きをチェックし、短時間強雨や落雷、突風に注意するようにしてください。長く降り続くような雨ではありませんので、タイミングをうまく見計らって行動してください。

あすは断続的に雨　北ほど降りやすい

あす16日(木)は、日本海から前線が南下し、東海地方を通過していく見込みです。このため、湿った空気の流れ込みが強まる予想です。あす日中は断続的に雨になり、前線に近い北ほど雨が降りやすい状況です。午後はやみ間が少なくなり、激しい雷雨となる所もある見込みです。あすも、午後は天気の急変にご注意ください。また、あすは岐阜県を中心に雨量がまとまる見込みです。郡上市や下呂市付近を中心に総雨量が100ミリを超える所もありそうですから、土砂災害、河川の増水などにも十分注意をしてください。