2週間天気　16日まで冬の嵐　今週末は太平洋側も広く雨　東京など厳しい寒さ(気象予報士吉田　友海 2024年01月15日)

2週間天気　16日まで冬の嵐　今週末は太平洋側も広く雨　東京など厳しい寒さ

日本気象協会本社

吉田　友海

公開：2024年01月15日11:31

16日(火)にかけて北海道から北陸は大雪や猛吹雪に警戒。17日(水)は日本海側も晴れ間がでるでしょう。18日(木)以降は前線が次第に延び、今週末は九州から東北にかけて広く雨が降りそうです。

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16日まで冬の嵐　17日は日本海側も晴れ間
18日以降は太平洋側も雨　週末は本降りに
冬の天気分布

16日まで冬の嵐　17日は日本海側も晴れ間

16日(火)にかけて冬型の気圧配置で、強い寒気が流れ込むでしょう。北海道の日本海側から北陸は冬の嵐が続きそうです。大雪や猛吹雪、吹き溜まりによる交通障害に警戒が必要です。能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みによる倒壊にも注意が必要です。太平洋側は晴れますが、冷たい北風が吹きつけて真冬の厳しい寒さでしょう。

17日(水)は冬型の気圧配置は緩み、日本海側も晴れ間が出る見込みです。朝は冷え込みが厳しいですが、日中は寒さが少し和らぎそうです。地震の被災地では屋外作業をするのにも良いでしょう。

18日以降は太平洋側も雨　週末は本降りに

18日(木)から19日(金)は前線が日本海から西日本の南に南下するでしょう。九州から近畿を中心に雨が降りそうです。

20日(土)から21日(日)は前線が本州の南岸沿いに延び、前線上の低気圧が北東へ進むでしょう。九州から東北にかけて広く雨が降り、本降りとなりそうです。関東北部や北陸、東北の山沿いではまとまった雪となる所があるでしょう。最高気温は東京都心でも7℃と、厳しい寒さとなりそうです。

22日(月)は冬型の気圧配置となり、日本海側は次第に雪エリアが広がるでしょう。

冬の天気分布

23日(火)も寒気の影響で、日本海側は広く雪が降るでしょう。福岡など九州北部でも雪が降る可能性があります。

24日(水)以降も寒気の影響で、北海道の日本海側から山陰は雪や雨の降る日が多いでしょう。太平洋側は晴れる日が多い見込みです。

最高気温は、23日(火)と24日(水)頃は平年並みか低く、真冬の寒さでしょう。まだ厳しい寒さの日がありますので、受験生の方など、体調を崩さないよう万全な寒さ対策をなさってください。