梅雨に負けず劣らずの雨シーズン
今週はじめに非常に強い勢力で沖縄や奄美、九州に接近した台風10号。上陸は免れ、火曜日午前3時には大陸で温帯低気圧に変わりました。ただ、その後も日本列島には南から湿った空気が流れ込み続け、西日本を中心に大気の非常に不安定な状態が続きました。きょう12日午後5時までの48時間雨量を確認すると西日本で所々黄色やオレンジ、赤の表示が見られます。最も多い所では高知県四万十町窪川で333.0ミリ、次いで長崎県長崎市野母崎と山口県萩市の238.0ミリとなっています。9月平年一か月の雨量は四万十町窪川で463.8ミリ、長崎市野母崎で152.1ミリ、山口県萩市で207.3ミリとこの2日間で降った雨が長崎市野母崎と萩市では平年一か月分を超える量となり、長崎市野母崎では9月の一位を更新しました。