雨雲の元となる湿った空気 南から続々と流入
台風8号から変わった低気圧が前線を伴い中国大陸を東進中。きょうも、この低気圧や前線に向かうように南から湿った空気が流れ込んでいます。この影響を強く受けるのは九州です。また、本州の南からは、高気圧周辺の湿った空気が流れ込んでおり、東海や関東甲信を中心に大気の不安定な状態が続くでしょう。
【各地の天気(西から)】
沖縄は昼前まで雨の所がありそうです。午後は天気が回復に向かうでしょう。
九州は、晴れ間はありますが、午前、午後ともに急な雨や雷雨に注意が必要です。長崎など北部を中心に、道路が川のようになるほど激しく降る所もあるでしょう。
中国地方は、平地は一日晴れる見込み。山沿いでは昼過ぎから局地的に雨雲が湧きそうです。
四国と近畿も日差しがありますが、太平洋側を中心に所々でにわか雨。早い所では午前中から雨雲が湧くでしょう。
東海と関東甲信は、今朝、あちらこちらで雨が降っています。日中も大気の不安定な状態が続き、いったん晴れても、急にザッと雨が降ってきたり、雷雨になる所があるでしょう。激しい雨の降るおそれもあります。「三重県」では、きのうからの大雨で地盤の緩んでいる所があり、土砂災害に警戒が必要です。
北陸と東北は昼前まで晴れ。昼過ぎからは山沿いを中心ににわか雨の所があるでしょう。
北海道は、朝晩は雨の所がありますが、日中は広く晴れる見込みです。