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    1010品目の値上げに加え…高温少雨が“生鮮食品”にも影響 入荷量減り価格上昇「下がる見通しなんて一切ない」新潟

    2025年08月01日20:00

    高温少雨が食卓にも影響です。民間の信用調査会社の調査では、8月に予定されている飲食料品の値上げ品目は1000品目を超える見通しに。さらに、最近の高温少雨の影響が野菜や魚といった生鮮食品の価格や品揃えにまで及んでいるといいます。スーパーで食卓への影響を取材しました。

    ■1010品目の飲食料品値上げ…消費者からは悲鳴も

    1010品目の飲食料品が値上がりする8月。

    飼料価格の高騰などで生乳の生産コストが上昇している乳製品が主に値上がりしていて、新潟市西区のスーパーでも…

    【いちまん 高井栄二朗 店長】
    「牛乳1Lあたり10円。8月1日から値上げだが、バター・チーズ、そのあたりは全部案内が来ていて、1日から全部値上げして販売している」

    食卓に並ぶことが多い乳製品の値上げに消費者は悲鳴を上げています。

    【買い物客】
    「牛乳は毎日飲むので、上がると困る」

    【買い物客】
    「朝、子どもがチーズをのせてトーストを食べていたが、チーズはなくなった」

    ■高温少雨の影響“生鮮食品”にも…入荷量減少で価格上昇

    さらに、これまでになかった事態も。

    【いちまん 高井栄二朗 店長】
    「絹さやいんげん、北海道からトラックで運ぶようなものは気温のせいで途中でダメになってしまうらしくて、一切入荷がない状況」

    この夏の暑さが品揃えにも影響。

    夏の味覚であるモモやトウモロコシが最近の暑さと小雨の影響で大きく実らないほか、色づきも悪く、入荷量が減少しているうえに価格も上がっているといいます。

    【いちまん 高井栄二朗 店長】
    「時期のものはチラシにも入れなくてはいけないので、問屋さんともよく相談しながら価格を決めていくが、それでもいつもより少し高めで売らなくてはいけないというのは苦しいところ」

    ■“鮮魚”の入荷に苦労も…「売るものがない」

    また、店が力を入れている鮮魚も高温の影響か、市場に並ぶ数・種類ともに減少。

    【いちまん 高井栄二朗 店長】
    「(Q.ふだんと比べてどれくらい少ない?)毎年一生懸命買っているが、体感的には半分くらい。ここまで魚の魚種に困ったこともあまりなかった。売るものがないみたいな。売り場が埋まらないことには売り上げも確保できないし、そういう悩みはある」

    値上げの波に猛暑の影響も加わり、家計は苦しさを増しています。

    【買い物客】
    「1回の買い物のときはそんな感じないけど、1カ月トータルではやっぱり(高い)」

    【いちまん 高井栄二朗 店長】
    「下がる見通しなんて一切ないでしょ、要因的に。それでもどうにか頑張って、なるべくお客様に満足していただけるような価格で販売していきたい」

    1010品目の値上げに加え…高温少雨が“生鮮食品”にも影響 入荷量減り価格上昇「下がる見通しなんて一切ない」新潟
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