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    猛暑から一転…“トリプル台風”も発生 注意したい秋の“台風シーズン” 気象予報士に聞いた秋の台風の特徴「離れていても大雨に…」

    2025年09月24日21:35

    記録的な猛暑が続き、観測史上最も暑い夏となった2025年。残暑も厳しい一方で、ゲリラ雷雨などによって記録的な大雨を観測する地点も見られている。また、9月、10月は1年で最も台風の接近が多い季節…石黒菖気象予報士に秋の台風の注意点を聞いた。

    Q なぜ秋に台風が多くなるのか?

    台風は海面水温が26℃~27℃で発生する。海面水温は一度温まると冷めにくいという性質があるので、秋の時期でも夏の日差しで台風が発生する海面水温の高さが維持されている。また、台風は自分で進路を決めることができないという特徴がある。日本の南の海上にいるときは夏の高気圧の縁を回る風に流される。夏の時期は高気圧がドンと本州付近を覆うことが多いので、台風が発生しても近づきにくいという特徴があり、高気圧が台風をブロックする。ただ、秋の時期になるとだんだんと夏の高気圧の勢力が弱まり、本州への張り出しを弱めていく。そうなると台風も本州付近に近づきやすいという特徴がある。

    Q 秋の台風の特徴・注意点

    秋の時期は夏の暑い空気と秋の涼しい空気がせめぎあう時期なので、本州付近では秋雨前線が発生しやすい。台風が近づいてくると、この前線に向かって暖かく湿った空気を送り込むので台風が近づく前から、もくしくは台風が離れていても大雨をもたらすことがある。また、台風は本州付近までやってくると、上空の偏西風に流されて東に進みやすいのだが、夏と比べて秋は偏西風が強いので夏よりも速いスピードで本州に向かってくる可能性もある。

    なぜ今年は記録的猛暑や記録的な大雨となっているのか、今後の注意点などを本編で詳しく紹介している。

    猛暑から一転…“トリプル台風”も発生 注意したい秋の“台風シーズン” 気象予報士に聞いた秋の台風の特徴「離れていても大雨に…」
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